2019-06-18 第198回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
○政府参考人(度山徹君) まず、マクロ経済スライドの調整は年金の名目額を下げない範囲で行う仕組みとなっておりますので、これにより年金の額が下がるということはございません。
○政府参考人(度山徹君) まず、マクロ経済スライドの調整は年金の名目額を下げない範囲で行う仕組みとなっておりますので、これにより年金の額が下がるということはございません。
しかしながら、全体として現在の受給者にも配慮し、マクロ経済スライドによって年金の名目額を下げるということはしないという配慮措置は当然導入しているところでございます。
○政府参考人(木下賢志君) 今答弁申し上げましたように、名目額につきましては下限がございますので、その意味では下がらないわけであります。しかしながら、マクロ経済スライドによって所得代替率は下がっていくということを申し上げたものでございます。
現に名目額で下げているのは、一円も、どこでもやられていないわけですよ。だから、居住者から、法律にあるのに何でやってくれないんですかという声が上がるわけですよ。 これ、今、国会の議事録を、私、質問するに当たって見ましたら、与党の方からもたくさん質問が出ているじゃないですか。公明党の方からも質問が出ていましたよ。何で与党からも声が出ているのに、法律に書いてあることすらやらないんですか。
御指摘の点は、毎月勤労統計で公表しております決まって支給する給与であったり、あるいは現金給与総額の賃金の実額のことをおっしゃっているんではないかと思いますけれども、それらは全て名目、額については全て名目値でございます。
ただし、今回の年金額改定ルールの見直しにつきましては、マクロ経済スライドは賃金、物価がプラスのときだけ発動するという、前年度よりも年金の名目額を下げないという名目下限措置を維持し、そして、賃金が下がったときに賃金に合わせて年金額を改定する見直しについては、障害年金や遺族年金の受給者の方に年六万円の福祉的給付、障害年金一級の方は、これを更に上乗せをした約七・五万円の福祉的給付を平成三十一年十月までにスタート
名目額は下がるわけでありますが、所得代替率は影響は生じない。むしろ、過去賃金が下がったときにそれに応じて年金額を下げなかったことによって所得代替率がこれは向上してしまった、マクロ経済スライドの調整期間が長期化したことによって将来の基礎年金の水準の低下につながったことから、今回の改正を行うものでございます。
その中では、将来世代の給付水準を確保するという観点からはマクロ経済スライド極力その先送りしない、この工夫が重要であるという点についてはおおむね一致をしたところでございますけれども、一方で、前年度よりも年金の名目額をマクロ経済スライドで下げないという配慮措置、いわゆる御指摘ございます名目下限措置、これを見直してフル発動までするかどうか、ここについては賛否が分かれたところでございます。
具体的には、今回の法案では、マクロ経済スライドにつきまして、年金の名目額が前年度を下回らない措置を維持しつつ、賃金、物価上昇の範囲内で前年度までの未調整分を含めて調整するというのが一点でございます。もう一点は、賃金変動が物価変動を下回る場合に、賃金変動に合わせて年金額を改定する考え方を徹底するものでございます。
ただし、今回の額改定ルールの見直しは、先ほど来局長からも説明しているとおり、マクロ経済スライドは賃金、物価がプラスのときのみに発動する、そして前年度よりも年金の名目額を下げることはないという配慮措置も維持をする、そして賃金が下がったときに賃金に合わせて年金額を改正する見直しについては、これは不測の経済状態に対応するということでありますから、低所得、低年金の方に最大年六万円の福祉的給付というのをこれは
あくまでも、先生御指摘ございましたように、マクロ経済スライドそのものによりましては前年度よりも年金水準の名目額が下がるということはないということでございます。
その中で、今回、そもそもデフレ下でもとにかくフル発動して名目額をマクロ経済スライド自体によって下げるべきではないかというような御議論もあった中で、しかし、マクロ経済スライド自体は人口構造の調整という目的でございまして、経済の変動そのものを年金額に反映させる措置ではございませんので、受給者の方々への配慮ということも含めて、マクロ経済スライドによっては年金の名目額は下げないということを維持したわけでございます
まず、少子高齢化による人口の構造変化を踏まえて、年金水準を調整をするマクロ経済スライドについては賃金、物価がプラスのときに発動し、また、マクロ経済スライドによって前年度よりも年金の名目額を下げないいわゆる名目下限という配慮の措置、これを維持をするということでございます。その上で未調整分を繰り越して、好況のときに、景気がいいときに調整をする仕組みを導入すると、こういうものでございます。
今回の見直しにおきましても、現に年金を受給している方々に配慮いたしまして、このマクロ経済スライドによりましては、前年の名目額より下げることはしない配慮措置、いわゆる名目下限措置、これは維持することとしております。
その上で、前年の名目額を割ってまでマクロ経済スライドを掛けるか否かについては、いわゆるフルスライドについては意見が分かれていたというふうに思いますし、また、今、福島委員の方から御指摘をいただいたように、一部の委員から基礎年金部分についてはマクロ経済スライドの対象から外したらどうかという御意見もありました。
まず、少子高齢化による人口の構造変化を踏まえて年金水準を調整するマクロ経済スライドについては、賃金、物価がプラスのときに発動し、また、マクロ経済スライドによって、前年度よりも年金の名目額を下げないという配慮の措置を維持します。その上で、未調整分を繰り越して好況のときに調整する仕組みを導入します。
まず、少子高齢化による人口の構造変化を踏まえて年金水準を調整するマクロ経済スライドについては、賃金、物価がプラスのときに発動し、またマクロ経済スライドによって、前年度よりも年金の名目額を下げないという配慮の措置は維持します。その上で、未調整分を繰り越して好況のときに調整する仕組みを導入します。
そこで、お答えをいたしますが、今回の年金額改定ルールの見直しに当たり、マクロ経済スライドについては、前年度よりも年金の名目額を下げないという配慮を維持し、その上で、未調整分を繰り越して好況のときに調整する仕組みを導入する。
なお、見直しに当たっても、マクロ経済スライドによっては、前年度よりも年金の名目額を下げないという配慮を維持しているところであります。その上で、低年金、低所得、無年金の高齢者については、社会保障・税一体改革において、年金の受給資格期間の二十五年から十年への短縮、年金生活者支援給付金の創設、医療、介護の保険料の負担の軽減など、社会保障全体を通じた低所得者対策を講じることとしております。
基礎年金の所得代替率について、現在の三六・八%が、マクロ経済スライドによる調整終了後には二五・六から二六・〇まで低下し、約三割低下する見通しであることは事実でありますが、この見通しをもって基礎年金の名目額も約三割低下するというのは、所得代替率と名目額を混同したものであります。
ただ、一方で、このマクロ経済スライドによりまして、前年度よりも年金の名目額を下げないという配慮措置、いわゆる名目下限措置というふうに申し上げておりますけれども、これを見直して、とにかく物価、賃金の伸びが低い場合でもマクロ経済スライド調整を完全に発動させた方がいいのかどうか、この点につきましては、賛否が分かれたところでございます。
明確に省いたんですから、やめてくださいよ」と呼ぶ)今の御質問に答えるためにも必要なのであって、マクロ経済スライドは、賃金、物価が上昇していく範囲内で年金額の伸びを調整するものであって、マクロ経済スライドによって年金の名目額が減少することはないということであります。
このときは、民主党政権下では、名目下限を突破する、つまり、名目額を年金額も減らしていこうという意見があったやに聞いておりますが、そういう中で、社会保障・税一体改革について、低所得、低年金、今先生御指摘の御懸念の点でありますけれども、支援策として、今回の二十五年、十年の受給資格期間の短縮、それから年金生活者支援給付金の創設、さらには医療、介護の保険料の負担の軽減と、社会保障制度全体で総合的に対策を打っていこうということが
この改定ルールの見直しについては、マクロ経済スライドの未調整分について景気のよい時期に持ち越して調整する仕組みと、賃金の低下に合わせて年金額を改定する仕組みという二つの仕組みを導入いたすわけでありますが、この導入に当たっては現在の受給者の方にも配慮して、一点目は、マクロ経済スライドの新たな仕組みについては、賃金や物価がプラスのときに発動し、前年度よりも年金の名目額を下げないという配慮措置を維持します
○鈴木政府参考人 繰り越しがずっと生ずるようなそういった経済が続くということでありますと今先生の御指摘のとおりでございますが、一方で、キャリーオーバーの仕組みといいますのは、先ほど来申し上げておりますように、現在の受給者の方々に配慮して、前年度よりも年金の名目額を下げない、いわゆる名目下限措置と裏腹の問題でございます。
今回のマクロ経済スライドの見直しは、年金制度の持続可能性を高め、将来世代の給付水準を確保するため、前年度よりも名目額を下げないという措置の結果、生ずる未調整分についてキャリーオーバーの制度を導入することによって、翌年度以降に持ち越し調整することとしたものであります。
まず、少子高齢化による人口の構造変化を踏まえて年金水準を調整するマクロ経済スライドについては、賃金、物価がプラスのときに発動し、また、マクロ経済スライドによって、前年度よりも年金の名目額を下げないという配慮の措置は維持します。その上で、未調整分を繰り越して好況のときに調整する仕組みを導入します。
今回の年金額改定ルールの見直しは、マクロ経済スライドについては、賃金や物価がプラスのときに発動をし、前年度よりも年金の名目額を下げないという配慮措置を維持し、賃金が下がったときに賃金に合わせて年金額を改定する見直しについては、低所得、低年金の方に最大年六万円の福祉的給付を平成三十一年十月までにスタートさせた後の平成三十三年度から導入をいたします。
マクロ経済スライドについて、極力先送りをされないように工夫することが重要、その認識は共有をしながら、前年の名目額を割ってまでマクロ経済スライドをかけるか否かは、今お話があったように、意見が大分割れたんですね。部会の取りまとめでもそれらの意見が併記をされた。
この年金額改定ルールの見直しに当たっては、低年金の方にも十分に配慮をし、先ほど御説明をいたしましたマクロ経済スライドは、未調整分を繰り越して好況のときに調整する仕組みを導入するものの、前年度よりも年金の名目額を下げない配慮措置を続ける。
このため、マクロ経済スライドについては、現在の高齢世代の生活にも配慮をしつつ年金の名目額がマイナスとならないようにする現行のいわゆる名目下限という枠組みを維持をしながら、経済状況によってマクロ経済スライドの調整が完全に実施できなかったとしても、その未調整分を直近の景気上昇局面で、すぐ翌年とかいうことではなくて、直近の景気上昇局面で調整をこの未調整分についてするという方向で今検討をしているところでございまして
このことから、これをできる限り先送りしないという観点から、マクロ経済スライドのあり方について社会保障・税一体改革のときから課題として議論してきたわけでありますけれども、マクロ経済スライドについては、現在の高齢世代の生活にも配慮して、年金の名目額がマイナスとならないようにする現行の枠組みを維持しながら、経済状況によってマクロ経済スライドの調整が完全に実施できなかったとしても、その未調整分を直近の景気上昇局面
これを受けて、昨年の一月に社会保障審議会の年金部会で議論の整理が行われまして、将来世代の給付水準を確保する観点からはマクロ経済スライドによる調整が極力先送りされないように工夫することが重要だという指摘を受けて、これを受けて、年金制度の持続可能性を高めるとともに将来世代の給付水準を確保するため、マクロ経済スライドによる調整について、年金の名目額がマイナスとならないよう現在の高齢世代の生活の安定にも配慮
これまでのように、ずっとデフレが続いて、物価がそもそもゼロとかマイナスであれば、ちょっとでも利息がついていればプラスになるわけですが、例えば物価が二%で動くということになりますと、定期預金一%で十年、十五年回しますと、実は、名目額は割れていませんが、運用負けをして元本割れをする、目減りをするということにもなりますので、そういったことも含めてよく労使で判断をいただいて、運用の提示をする商品の選択、あるいは
ちなみに、この数字はどういう数字を用いさせていただいているかといいますと、各時点での名目額を物価で現在価値に割り戻しています。したがって、簡単に言えば、現在の感覚で見ていただければ結構だ、こういうことであります。 今、六・四万円、基礎年金で生活されている方、基礎年金のみで生活されている方が一千万人以上おられるということを申し上げました、一千二十三万人の方。